09 July 下町のオアシス 昔は家の前に鉢植えを並べた民家が多かった。道端に所構わず鉢植えを並べ、自分だけの庭を作ろうとしていたのだろうか。この風習は世界的に見ても稀である。私有地が狭く、庭を持てない日本だからこそ広まった。そこまでして緑を愛する日本人の心はすばらしい。 PR
08 July つくばい つくばい(蹲踞、蹲)とは日本庭園の添景物の一つで露地(茶庭)に設置される。茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの。手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名がある。もともと茶道の習わしで、客人が這いつくばるように身を低くして、手を清めたのが始まりである。茶事を行うための茶室という特別な空間に向かうための結界としても作用する。
08 July みんな丘がだいすき 丘(おか)は、その周囲より高いが、山よりは低くかつ傾斜のゆるやかな地形である。山と丘の区別は明確ではなく、この定義に当てはまる地形であっても「山」あるいは「山岳」と呼ばれる場合もある。小山(こやま)と呼ぶこともあり、その意味では広義の山に含まれることになる。多数の丘が連続して存在している所のことを丘陵(きゅうりょう)という。